キャリアアッップ助成金が変わります

2021/03/05

令和3年4月1日からキャリアアップ助成金が変わります

 

<正社員化コース>

有期雇用労働者を正社員に転換した場合に助成されます。

 

こちらは支給要件が変更されます。

 

■現在の要件

正規雇用等へ転換等した際、転換等前の6か月と転換等後の6か月の賃金を比較

して、以下のアまたはイのいずれかが5%以上増額していること

 

ア 基本給および定額で支給されている諸手当(賞与を除く)を含む賃金の総額

 

イ 基本給、定額で支給されている諸手当および賞与を含む賃金の総額(転換後

の基本給および定額で支給されている諸手当の合計額を、転換前と比較して

低下させていないこと。)

 

■新要件

正規雇用等へ転換等した際、転換等前の6か月と転換等後の

6か月の賃金を比較して3%以上増額していること

 

基本給および定額で支給されている諸手当を含む賃金の総額であり、

賞与は含めないこととなりました。

 

・3%増額

・賞与は含めない

 

 

<障害者正社員化コース>

障害のある有期雇用労働者を正社員へ転換した場合に助成されます。

 

障害者雇用安定助成金の令和2年度末での廃止に伴い、

障害者雇用安定助成金(障害者職場定着支援コース)の「正規・無期転換」措置を、

キャリアアップ助成金の「障害者正社員化コース」に移管されます。

 

 

<健康診断制度コース>

有期雇用労働者等に「法定外の健康診断制度」を新たに規定し、

延べ4人以上実施した場合に助成されます。

 

諸手当制度等共通化コースに統合されます。

コース統合に伴い、定期健康診断等の受診日の前日から起算して

3か月以上前の日から受診後6か月以上の期間継続して、

雇用されている有期雇用労働者であることが必要となります。

 

これに伴い、支給申請期間も、

健康診断制度を有期雇用労働者等に延べ4人以上実施した日を含む月以降6か月分の賃金を支給した日の翌日から起算して2か月以内となります。

 

 

<.諸手当制度等共通化コース>

有期雇用労働者に正社員と共通の諸手当制度を新たに設け、適用した場合に助成されます。

 

こちらは対象となる手当等が変更されます。

 

■現行の手当等

①賞与

②役職手当

③特殊作業手当・特殊勤務手当

④精皆勤手当

⑤食事手当

⑥単身赴任手当

⑦地域手当

⑧家族手当

⑨住宅手当

⑩時間外労働手当

⑪深夜・休日労働手当

 

■新手当等

①賞与

②家族手当

③住宅手当

④退職金

⑤健康診断制度

 

①6ヶ月分相当として50,000円以上支給

②③1ヶ月分相当として1つの手当につき3,000円以上支給

④月3,000円以上積み立て

が条件となります。

 

<選択型適用拡大導入時処遇改善コース>

労使合意に基づく社会保険の適用拡大の措置の導入に伴い、

その雇用する有期雇用労働者について、働き方の意向を適切に把握し、

被用者保険の適用と働き方の見直しに反映させるための取り組みを実施し、

その措置により新たに被保険者とした場合に助成されます。

 

令和2年度限りとしていた措置を、令和4年9月末まで延長となります。

(従業員が100人を超える事業主は、一部の加算措置を除き令和3年9月末までとなります。)

 

 

いずれも、令和3年4月1日以降の変更点となります。