過重労働解消キャンペーン 実施結果を公表 

2021/05/14

2020年11月に実施した「過重労働解消キャンペーン」における重点監督の実施結果が厚生労働省より公表されました。

 

今回の重点監督は、長時間過重労働による過労死等に関する労災請求のあった事業場や若者の「使い捨て」が疑われる事業場などを含め、労働基準関係法令の違反が疑われる9,120事業場に対して実施されました。

 

結果は下記のとおりです。

 


(1)監督指導の実施事業場:9,120事業場

(2)主な違反内容[(1)のうち、法令違反があり、是正勧告書を交付した事業場]
 
  1 違法な時間外労働があったもの:2,807事業場(30.8%)

      うち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が
        月80時間を超えるもの:640事業場(22.8%)
        うち、月100時間を超えるもの:341事業場(12.1%)
        うち、月150時間を超えるもの:59事業場( 2.1%)
        うち、月200時間を超えるもの:10事業場( 0.4%)

   2 賃金不払残業があったもの:478事業場( 5.2%)

   3 過重労働による健康障害防止措置が未実施のもの:1,829事業場 (20.1%)
 
(3)主な健康障害防止に係る指導の状況[(1)のうち、健康障害防止のため指導票を交付した事業場]
 
   1 過重労働による健康障害防止措置が
     不十分なため改善を指導したもの:3,046事業場 (33.4%)
 

   2 労働時間の把握方法が不適正なため指導したもの:1,528事業場(16.8%)


 

 

違反内容で一番多かったのは、やはり長時間労働ですね。

働き方改革関連法により、時間外労働の上限規制が行われました。

時間外労働の上限規制についてはこちらの記事で詳しく解説していますのでご確認ください。

 

 

 

 

実態としてまだまだ長時間労働の対応ができていない企業もあるかと思いますが、

長時間労働対策の第1歩は、労働時間把握を徹底した上で社員の残業状況を確認できる仕組みづくりです。

労働時間管理でお悩みの企業様はご相談ください。